マンガ：王様の仕立て屋

久々に王様の仕立て屋というマンガを読んでいます＾＾
イタリア・ナポリを舞台に、スーツスタイルを始めとするメンズスタイルを、マンガを通じて詳しーく教えてくれます。

お客さまからの難しい注文に応えてスーツを仕立てる→出来上がったコーディネートの説明→お客さま大満足。という流れで、一話ごとに完結してます。

ちょっと困るのは、ネイビーのジャケットにチャコールグレーのウールパンツを・・と色や素材まで詳しく説明があるのですが、マンガは白黒なので想像するのが大変かもしれません。
ある程度服の知識がないと素材感や色が想像できないんですよね。

でも、一つずつ調べていく熱心さがあれば、まるで教科書のようにスーツやジャケパンスタイルについて勉強できます。

ちなみに最新刊の１３巻では、様々なチェックスタイルが描かれています。

タータンチェック：スコットランドで発祥した伝統的な格子柄。氏族ごとに違うチェック柄が使われたと言われており、スコットランド人にとっては日本の家紋に相当する

ガンクラブチェック：1874年にアメリカの狩猟クラブがユニフォームに採用した柄。スポーティな装いに相応しい

ブロックチェック：ギンガムチェックよりも大きな柄でセンチ単位のもの。ストールやブルゾンなどモード系アイテムに用いられる。

バッファローチェック：コントラストの強い色を５センチ四方の大柄チェックにした柄。野牛狩りの際、他のハンターに誤射されないように遠くから見ても認識できるように作られた。

グレンチェック：使い方次第で渋くも派手にもなるので、若者には難しい柄。でも、社会的地位を確立した人には貫禄した仕上がりになるのでイギリスの王族に愛用されている。

かなり短くまとめてしまいましたが、こんな感じの細かな説明がこのマンガの見どころです＾＾

実際に選ぶ時は・・
同じ柄でも、柄の大きさや色の配色によって、似合う似合わないが決まります。
基本は大きな人には大きな柄。小さな人には小さな柄ですが、お顔の特徴が強い方は小柄であっても大きめの柄が似合ったりもします。

今日もブログにいらしていただき、ありがとうございます。
マンガで学べるって面白くていいですよね。マンガ好きです。

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