赤を身につけるとなぜもてるのか

タイトルの本を読みました。心理学教授のタルマ・ローベルさんが書いた本です。


いやー、面白かったです。タイトルだけ見るとモテる方法が書いてあるように見えますが、実際書いてあるのは「物理的感覚が人の行動や感情に影響を与える」ことを実験と研究で証明していくんですね。


例えば、タイトルの「赤を身につけると・・」では、写真の背景に赤と緑を用意して、どちらが魅力的にみえるかというと、赤の背景の女性の方が魅力的でセクシーに感じられることが多かったそうです。


男性の場合はセクシーではないですが、支配性や地位の高さなどを感じさせて女性を引き付けるんだそうです。政治家や商談に赤ネクタイが良いというのも、パワーと権威と支配性を連想させるからです。
米大統領選と言ったら、赤ネクタイですよねー



着るものが認識に影響を与えると思っている人は多いですが、それを実験で証明してくれているのが面白いんですよね。


大学教授の先生も、ジャケット着用の先生とラフな服装の先生では、ジャケット着用の先生の方が生徒から優秀だと思ってもらえる率が高いんです。


着るもの意外にも、温度でも感情が変わるという研究もあって・・
コーヒー(ホットorアイス)を手に持った後ある人物Aに会うと、ホットコーヒーだとAさんを温かい人だと感じ、アイスコーヒーだと冷たい人だと感じるそうです。


洗剤を連想させるような香りを嗅ぐと、部屋をきれいに保とうとしたくなる実験もありました。
まぁ、他にも色々・・


私たちの考えや感情って、わりと単純なところで操作されているんだなーとびっくりです。自分の生活スタイル・着る服・使う言葉とか意識的に変えていこうと思います^^


今日もブログにいらしていただきありがとうございます。
とりあえず、最近は爽やかに過ごしたいと思い、早起きして朝散歩を始めました。


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