ユニセックス
こんにちは!杉田です。
昨晩は、姉と二人で初めてBarへ^^ 一緒に喫茶店に行くことはあっても、飲みにいくことって全然なかったんです。カウンターに座ったんですが、ちょうど隣に女装した男性がいました。
最初は女装だってわからなかったんだけど、「お会計お願いします」っていう男性の声がして、それで気がつきました。
赤のカーディガンにスカートを履いて、茶髪のボブカットの方。きれいな方だったと思う。
そう言えばまだこの仕事を始めて間もない頃、周囲にはカミングアウトしていないけど、性同一性障害(身体は男性で心は女性)のお客様がいらっしゃいました。
バレエ(踊る方ですよ!)を習ったりしていて、身体の線も細く、肌もきれい。所作もきれい。
女性とも男性ともとれるセカンドネームで申込みがありました。
その方は、女性の服にすごくあこがれると言っていました。女性の服は曲線がきれいだと。肩からウエストにかけてのラインとか、ヒップラインとか。
私は最初、男性では履くことができないスカートとか、そういうアイテムを選らんだ方がいいのかなって思ったんだけど、やっぱりそれは行き過ぎで・・その方は女装がしたいというわけではなくて、かと言って男らしい服は嫌で、女性とも男性ともとれるような、セカンドネームと同じ雰囲気がいいと思いました。
考え方としてはメンズライクな女性像っていう感じ。どうしてもレディースの服を着てもらいたいというのは、はずせない。
それでまずは帽子をかぶろうって。男性として生活をしているから、髪形は男性。それで男性がかぶるとやさしく見え、女性がかぶると活動的な雰囲気になるような「キャスケット」っていう帽子を買いました。
それから、モードっぽい黒コート。女性が着るとメンズっぽいデザイン。あとは、とてもシンプルなVネックのニット。
コートやニットのわずかなウエストの絞りとか、小さめの肩の作りなど、そんなところに感動してくれました。
着たいものを着るって、当たり前のように考えていた当時、色々考えさせられた経験。
今はメンズもレディースも区別しないユニセックスの洋服もよく見かけるし、最近のメンズ服はレディースのように細く作られているものも多い。
段々垣根がなくなってきているのだろうか??