シューフィッターのいるお店 vol.1

今は痛くないけど、このままだと明らかにひどくなりそう。。という
足のトラブル予備軍の人はわりと多いです。かくいう私もそう。


デザイン重視で買ってきた靴たちは、私の足に合っているとは言いがたい。
それで、まずは自分の足を知ろう!!ということで、
シューフィッターさんのいるお店を廻ってみることにしました。


一軒目に入ったシューフィッターのお店は、お店の中を歩いている私を見ただけで
足の状態がわかってしまう人。
私は内反小趾がひどいらしく、このままムリして合わない靴を履くと、
1.足の横アーチが沿ってしまい、普通はかかと・親指付け根の足裏・小指付け根の足裏の
  3点で身体を支えるのに、かかと・中指付け根の足裏の2点で身体を支えることになる。
2.身体が不安定なので、膝・腰が悪くなる。
3.それをカバーしようとして、前傾姿勢になる。
4.身体全体がゆがむ。
という現象が起きてしまう。と説明を受けました。
そして決定的に打撃を受けたのは、一度沿った足のアーチは治らないらしい。
私はすでに進行が始まっているとのことでした。


開口一番に、「おしゃれで履きやすい靴が欲しいのですが・・」と言った私ですが、
もうそんなことは言ってられないという脅迫観念に駆られてしまい、
試着を勧められたベージュの靴(デザインはイマイチだが、本当に履きやすい。)を
思わず買わなくては!!という気持ちになってしまいました。


シューフィッターさんは、
1.デザインと履きやすさを両方求めるのは難しい。
2.そしてそもそも「美」というものは、人それぞれ違う。
  時代によって流れていくファッションに美を求めるのではなく、
  永遠に変わらない身体の美しさ(この場合はスタイルじゃなくて、身体バランスをさす)
  こそ「美」。身体を痛めつけてはおしゃれ以前の問題です。

ということをおっしゃっていました。
なるほど、そんな考え方もあるな。。と納得。


このシューフィッターさんは、どちらかと病院のような靴屋さん。
信頼できる知識と経験に感動しつつも、おしゃれしたい気持ちがゆずれない私は
やはり納得しきれず、買わずに帰りました。


でも、帰り道はものすごく落ち込みました。
もう治らない私の足。どうしよう。。


納得できず、次のシューフィッターさんのいる店へ。
続きはまた明日。