ブランドのターゲット年齢について

前々回のブログにターゲット年齢のことについて触れたので、もう少し詳しく書いてみようと思います。


ざっくり言ってしまえば、似合っていればどのブランドでも構わないのです。


一番のハードルは、サイズや形の問題だと思います。身長・体重は変わらなくても体型は変化していて、特に背中周り、二の腕周りの肉付きがよくなります。
だから若いブランドの服を試着した時、見た目は大丈夫でも、腕の付け根がきつい、動きにくい、そんな感じになります。
だからといってサイズを上げると、全体が大きくなってしまう。
こういう時は、やっぱりそのブランドは少し若すぎる。でもそのブランドの雰囲気が好きなら、デザインによって着れるものがあるし、ボトムはここで買うとか、アイテムを絞ってもいいと思います。


サイズではなくて、デザインの問題で若すぎるということもある。
例えばリボン使い、裏地の柄、ボタン。リボンがやたらに多く使われている可愛いデザインは大人に不向きなことも多いし、裏地の柄がメルヘンすぎるとか、ボタンがハートモチーフとか安っぽいとか、その他スカートが短すぎるというのも気をつけたいところです。


次は品質の問題。内面が成熟してくれば、より品質の良いものが似合うようになってきます。品質はずっと同じところにいるとわからなくて、たまにでよいので、ワンランクアップのものを身に着けてみると違いがわかる。わかると見えてくるものがあって、目が肥えてきます。
これが、「何が違うのか言葉にできないけど、あの人ってエレガンスだわ。」という雰囲気につながってきます。

だからと言って高いからいいというわけでもなく、自分に無理のない中で心地よいものを探すのがよいと思います。


さて、ターゲット年齢の話に戻りますが、今の女性は実年齢よりも断然若く見えるし、体型もキープしていて、ターゲット年齢を飛び越えて似合う服も増えています。


だから、自分が何を求めているか、どんな生活をしたいか、どんな人と交流があるのかということが大事になってくると思うんですね。


例え若くても、仕事上でしっかりした雰囲気を見せる必要があれば、少し上のターゲット年齢のブランドを狙うことも作戦の一つ。
一緒に行動する人に寄り添い、見た目年齢をコントロールするのもいい。


コムデギャルソンなど、年齢に縛られないブランドもあります。


ターゲット年齢はあくまで目安なので、実際にお店に出向き自分の目や身体で確かめるのが一番です。過剰に気にすることはないですが、心配りは必要です。


今日もブログにいらしていただきありがとうございます。
長い文章になってしまった・・



パーソナルスタイリスト「スタイルクラブ」 /連絡先:info@styleclub.jp
女性スタイリストがマンツーマンで対応しております。