らしい服より・・

こんばんは。今日30歳になってから、初めて初対面の方に年齢を聞かれました。今の私は洋服によって20代にも見えるし、30代にも見える感じです。この日は、わりとかわいい雰囲気の服を着ていましたが、「30歳です。」と答えた瞬間に一瞬沈黙が・・・。20代の時にはなかった反応。「なるほど、これが30代か」と周りの反応で己を知りました。なるほどなるほど・・・・・・・

とまぁ、そんなことはどうでもよいので本題を。
最近お客様とショッピングしていて「らしさ」をそのまま洋服で表現するのもよいのですが、お客様も気づかなかった新たな一面を洋服で引き出すことのおもしろさを知りました。師匠からも、ずっと教えてもらっていたことだと思う。でもそのときは一生懸命すぎて余裕もなくて、洋服でその人を引き出すなんてことまで考えられていなかった。もちろん単語のように頭の中で理解はしていたけど、実感としては全然。。

いかにも「らしい」服は、似合うし本人もしっくりくるので満足感はあるけど、それ以上のものは少ない。新しい自分が発見できたときの驚きと楽しさ・ドキドキには、到底かなわないと思います。

もちろんそればかりの提案では、お客様を不安にしてしまうので「らしい」服も含めて数パターンをご提案するわけですが、「引き出す」服は輝いていてまぶしい!!

普段自分でショッピングするときも、普段は絶対に手に取らないような小物や服などを少しだけ買うようにしています。自分の場合は、それが似合っていようとそうでなかろうと、一応購入してみます。それを自分らしく着こなせるようになれたら、もっと広がるかも・・という期待を込めて。先日ヒョウ柄(私はすごく苦手)のロング手袋を購入。まだ使ってないけど、近々7分袖のコートと合わせて着てみる予定。