値段の意味〜素材とディティール

こんにちは！杉田です。

今日は前回に引き続き、服の値段で何が違うのかを比較してみようと思います。

ちょうどよいサンプルがいくつかありましたが、今日はスカートで。
まずは２つの画像を見てみてください。
　

どちらも白の膝丈スカート。ウエストもゴムになっていて、今年よく出ていたデザインです。小さく華奢な人が似合いそうで、私が着るとイカツイ人になってしまうので、マネキンに着せました。

どちらが高いものかわかりますか？
左がSUNAUNAで１９８００円、右が新宿ルミネ２に入っているASTORIAで３９９０円。およそ５倍違う。この２つのスカートの一番の違いは細かいディティールと素材だと思う。

　
これは裾をアップで撮ったものです。SUNAUNAのスカートは、実は外側がチュールになっていて、裏地を透けて見せているのです。裏地はサテンっぽくなっていて、裾にはレースがほどこしてある。ASTORIAのスカートは、シンプルな作り。もちろん裏地もついています。

これだけでも、どちらに手間がかかっているのかがわかるの思うのです。それにね、実は安めのスカートの裏地って、１５０００円前後で買うスカートと比べると、裏地の布面積が少ない。足があんまり開かないのです。スカートはフワっと広がるフレアだけど、裏地はタイトスカート(ってこれは言いすぎですが・・)みたいです。いろんな所で削減しているのです。歩きやすさも実は違います。そんなに大きな動きをしなければ別ですが・・

どちらのスカートも素材はポリエステルですが、同じポリエステルでも実際触ってみると全然違う。厚さや触ったときの感触とか・・

同じ白のスカートだけど、ディティールや素材にこだわると、やっぱり服そのものからパワーが出るし、着る側も気分が上がる。

もちろん、ASTORIAのスカートも良いと思う。職場で使うのでシンプルにとか、組み合わせのしやすさと値段のバランスで考えるとすごくお得！

どこまでこだわるのかは、自分次第ですね。＾＾；

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