流行の捉え方

流行を、その時だけだから・・と敬遠する人もいれば、流行を積極的に取り入れたい!という人もいます。
だけど、流行ってもっと大きくとらえてもよいんじゃないかと思うんですよね。


今年だったらこんな袖なしコートのようなアイテムをよく見かけるのですが、こういう特徴のあるものだけが流行アイテムなのかというと、そうではないんです。


定番だと思われるシャツ1枚とっても、10年前以上のものを着ると全体的にふるーく感じる人は多いと思うんです。
実はこういう定番アイテムほど、大きな流れで流行が関係してます。ゆっくりと変化するから、2〜3年ではわかりません。


何がかっこいいかという基準が変わるから、だと思うんです。
例えばシルエットで考えると、細見のシルエットがかっこいいとされる時代は身体にフィットしたアイテムが、たっぷりと作られたシルエットがかっこいいとされる時代はゆったりしたアイテムが多く出回ります。
1990年代に流行ったチビTとか、バブル時代に男性がよく着ていたスーツを思い出すとわかりやすかも。
定番ものは5〜6年を目安に見直した方がいいというのは、それが理由です。


それで、流行の捉え方の話に戻すと・・
流行は利用するもの。と考えるのがよいと思っています。
緑が流行ると沢山の緑が出回る。鮮やかな緑から深い緑、パステルの緑、緑が大好きな人は、自分に似合う緑を手に入れる絶好の機会です。
定番のトレンチコートも流行の時は沢山出回る。だから、丈の長さ、裾の広がり、襟の大きさなど、自分似合うものがどこかで見つけられるんです。


ちょっと強引ですが、今購入したものはそれ自体が流行をとらえていると言っていいんじゃないか、とさえ思っています^^


今日もブログにいらしていただき、ありがとうございます!
一方で、今っぽくないもの流行じゃないものを見つけるのは、逆に難しいんです。次回は流行じゃないものがほしい時。について書こうと思います。


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