セーターの色々

こんにちは!杉田です。

昨日は新宿や青山のお店を回ったり、ボーっと街行く人の服装を眺めていました。

少し暖かかったせいか、しっかりコートを着込んでいる人の他、ニットカーディガンや大判ストールをコート代わりにしている人も多かったです。今年はいろんなセーターが出回っていると思う。特に厚手の暖かいセーター。


個人的には、どんなに厚手のカーディガンでも風を通すから、コートの代わりにはならないんじゃないかと思っていたのですが、そんなに寒い地域でなければそれもアリみたい。

というわけで、今日はセーターについてです。真面目にいきます。


まずはセーターの分類から。セーターっていうのは編んで作られているもの言うので、一般的な頭からかぶるものの他に、カーディガンのようなものも編んであればそれはセーター。かぶるタイプのセーターはプルオーバーセーター、カーディガンはカーディガンセーターと言います。



いろんな柄や編み方があるんです。多分見たことがあると思う。



例えばアランセーター。

縄状の編み方が特徴的。漁業を産業とするアラン諸島で発祥です。防水と防寒目的なので、とっても暖かい。(すごく厚手なので、タンスをかなり占領するのが困りもの・・)縄模様は、漁に使う網や命綱をモチーフに。家によって模様が違っていて、遭難死の際の個人識別と家紋の様な意味合いがあったらしい。家族の愛です!



次はノルディックセーター。これは最近特によく見かけます。

北欧に伝わる雪の結晶やトナカイの模様が編みこまれたセーターです。これも厚地のあったかセーター。寒くなればなるほど、その風景に似合います。



そして、ノルディックセーターと似ている?!けど、そうじゃなくて。カウチンセーターです。

これは、カナダのバンクーバー島カウチン族発祥。色合いや柄のモチーフが違います。カウチン族は狩猟文化なので、動物と幾何学模様を組み合わせた柄が多いです。色は白やグレーがベース。これも厚手で丈夫。あったかです。



どれも、発祥した地域の風景や生活基盤に基づいているんですね。



アーガイルセーターっていうのもあります。これは見たことあると思います!

格子柄が特徴。発祥はイギリス。トラッドな着こなしに欠かせない柄です。プリングルっていうスコットランドのニットブランドが生み出した柄です。横向いたライオンマークのブランド。



ただ見ているだけだと見過ごしちゃうけど、こうやって覚えるとなかなか楽しい^^
ではまた!!